mojimaru1494357939

レビュー ついにスタートです。
いやぁ長かった...(^ ^);ホント色々とお待たせして、申し訳ありませんでした。

当ブログでは【レビュー箱。】という名前で進めていきます。
よろしくお願い致します。

評価判定は☆1~5で評価します。
☆の数が多ければ評価が高い事になります。

尚、あくまで当記事における内容は個人の感想でありますので
予めその点をご理解いただきますよう、宜しくお願いします。


さて。

説明もこの辺にしておいて。
そろそろ本題へ。


今回、レビューするタイトルは...

WiiU/Switchで発売された
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以下、BoW)』です。



管理人はWiiU版でプレイしています。



もう既に遊んだ方も多いタイトルですので、正直今更な気はしますが。

どうしてもこのゲームは、 一度したかったので...( ̄∠  ̄ )


2017年3月3日に発売。
任天堂の人気シリーズ『ゼルダの伝説』の最新作。

本作は、これまでの"ゼルダのアタリマエの見直し"を意識して製作されており
特徴としてシリーズ初の『オープンワールド』を導入しています。

基本的に「どこからどこに行って何をしても自由」なので、
これまでの作品のような「決められた道を解いてゆく」ゼルダとは、大きく異なっているのが特徴です。



どこへ行くか。その全てはプレイヤーが決める。


また、その他にも....
シリーズ初の日本語ボイスの導入や、武器防具が壊れる消費型システムになる等
近年のゼルダにはなかった様々な新要素があり、

もはや別シリーズ作として考えても良いほどの変貌を遂げています。



本作のここがイイ!





圧倒的な自由度の高さ



とにかく本作はボリュームがすさまじい!

過去作『トワイライトプリンセス』のおよそ12倍にも及ぶ広大すぎるフィールドに、
あらゆるイベントがいたる所に隠されています。

また、本作は見えてる所すべてを走ることが出来て
山を素手で登る・海を船でかける・空をパラセールで飛ぶ etc...

気づいた所は、基本全て冒険できる!
自由度の高い探索が、とにかく楽しい!

近年、オープンワールドのゲームが着実に増えてきていて
自由度の高いゲームは他にもいくつか発売されていますが、
本作は何より「攻略イベントの多さ」が一番のポイントだと思います。

戦闘・アイテム収集といった、普通の遊びだけではなく
謎解き・料理・アスレチック...など、とてもココだけじゃ書ききれないほど
数多くのイベントがちりばめられています。

その中でも、本作の大きなイベントの1つとして
『祠探し』というものがあります。

広大なフィールドに100以上もの祠が隠されており、
中に入ると、ちょっとした謎解きや戦闘が用意されたミニダンジョンが開始。

内部自体は短くコンパクトではあるが、それぞれの祠によって進み方が異なり
そのギミックの多彩さには感動を覚えました。

普通この手の仕掛けは大体、いわゆる「コピペ」のようになりやすかったり
使いまわしされすぎて意味を感じづらかったりするんですが、
本作に至ってはそれがほとんど無く、常に新鮮な驚きを提供してくれました。
(さすがに全てがコピペされてない訳ではなかったですが)

また面白いのが、祠の中だけのギミックではなく
"祠を見つけること"自体がすでに謎解きだったりしている等、
最後の最後まで「そう来たかっ!」と、感心しました。

また祠探しをすることで、ハートとがんばりゲージ(スタミナ)の上限を増やせるので、
探索する気力も湧いてきやすく、数が多くてもダレにくいです。



祠1つに貰える「克服の証」で、ハートやスタミナを増やせる。
冒険には欠かせない要素なので、祠を見つけたら確実に攻略すべし。



広大かつ多彩なイベント満載で、最後まで全く退屈せずに遊べました。


また自由度の高さは探索だけでなく、
ストーリーの攻略の仕方も自由。

一応、目的として

「ガノンを倒すため、各地に眠る神獣たちから力を得て、撃破をする」

という物語があります。

が、最終的に「ガノンさえ倒せればいい」ので
ゲーム開始でいきなりラスボスに挑むことだって出来るんです!

もちろん、主人公は弱くアイテムも少ないので
難易度は地獄ですが、絶対勝てない訳ではありません。

これが他のオープンワールドやRPGには無い所かと。


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神獣開放イベントも見所の1つなので、
個人的には、最初は全部開放してからラスボス攻略がオススメです。








高い戦略性と難易度



はっきり言うと、このゲームは「非常に難しい」です。

敵が全体的に強く、序盤では一撃でゲームオーバーなんてザラ。
終盤においても一撃でハートを8~10個減る事もあるので、
回復アイテムが常に無いと非常に厳しい。

また今回のリンクは攻撃が全体的にモッサリとしていて、
敵は素早くなかなかアクションとしても難しい。

さらに敵を倒してもハートが出ず、回復は自給自足でしか出来ないし
ルピーも全く出ない。

武器・盾・弓は全て使用限度があり、
どんなに強い武器だからと使いつづけてるとあっという間に壊れる。

その他、天候に応じて装備を変えないと雷に打たれて大ダメージを受けたり
寒い場所・暑い場所にいると自然にダメージを受け続けてしまうなど、
様々な要素が重なって本作の難易度が高いとされる原因になっています。


しかし!だからこそ、攻略のしがいが出てきます。

敵が非常に強いからこそ、強い武器を手に入れると嬉しいし、
回復が自給自足だからこそ、アイテムはキチンと集めないと、と思うし
お金がたまりにくいからこそ、宝石を手に入れて売れれば嬉しいし。

本作は上記にも書いた通り、各地にあらゆるイベントが隠れています。
しかし、それは決して通らないといけない事ではありません。

むしろクリアを目指すためならば、まっすぐボスにいけば一番早いのです。

ですがこの高い難易度のおかげで、
もっと色んなアイテム・装備が欲しい!という探索の動機が生まれて
寄り道にもストレスを感じづらい・退屈しづらい理由になっていると思いました。



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本作に出てくる敵・ボスはどれも強敵ぞろい。
しっかりとした下準備が必要不可欠。もし、詰まったら探索を。



さらに本作には、あらゆるオブジェクトに物理演算が設けられています。

ブロックなど様々なオブジェクトに衝撃を加えて
物理演算とアイテムを駆使して「まさかこんな解き方があったとは!」と、
自分でやりながら驚いてました。

またコレにより、祠の謎解きの仕方も遊ぶ人によって違ってて
「ええっ!そんな上り方あるぅ!?」と、Webで実況している方の動画見て驚いたり。

遊ぶ人によって謎解きの仕方さえも変わってしまうので、
このゲームの奥深さには、恐ろしさを感じます。



本作のココはダメ


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常につきまとうストレス


上記に書いたシビアな造りを理由に、
本作を遊んでる時は常にストレスが生まれていました。

敵の攻撃力がとにかく高く、慣れない内は全く歯がたたないまま一撃死の繰り返し。
装備品を強化してもリンクの動きが敵より遅くて、攻撃が間に合わず...なんて事もザラ。

また戦闘面以外にもストレスは生まれていました。

広大なフィールドを移動するのに相当な時間と労力がかかり、
時間の少ない社会人などにとっては、中々厳しい。

自由に崖を上るにも、がんばりゲージがそれ相応に必要で序盤はほとんど上りきれません。

また本作のリンクは自由に走ったりジャンプしたり出来るのですが、
ジャンプが独特の軌道で、サクサク進めない時もありストレスを感じました。

移動には野生馬を捕まえて快適に進める事が出来ます。

しかし馬を捕まえるのが中々難しく、
崖など高い場所が多いので、崖際ですぐ行き止まりになりあとは結局徒歩になったり...。

そこまで快適には思えません。


またその他にも..

初期状態だと持てる装備品が少なく、
あっという間に満タンになって捨てなくてはいけなかったり、

常に天候が変化していて、雨が降ると壁がすべって
崖や山がほとんど登れなくなってしまったり...。

細かいストレスをあげると、色々出てきます。

しかし上記の点は、攻略することで全て解決できます。
そこまで行き着くまで進められるかが鍵となってきます。

とにかく自由度が高く、どこに行ってもOKですが
それは逆に言うと「いきなり難しい所にも行けてしまう」という事にもなります。

目的のヒントも意図的に減らしているのか、必要最低限な事しか出なく
自分で実際に現地に向かう策がない。

なので、自由度は高いものの
任天堂らしからぬ「人を選んだゲーム」であると思われます。

その世界観や空気などにまずどっぷり浸かれないと、
気持ちよく遊ぶにはかなり苦労するかもしれません。



全体の評価


10年に1度の傑作である事は、間違いない


ゼルダのアタリマエを見直し、シリーズ初のオープンワールドを導入しつつ
謎解きや探索要素を大幅に強化させて大きく変貌をとげた本作。

まさに"新生ゼルダ"にふさわしい傑作だと思います。

底知れぬ自由度と、超絶ボリューム。
それを最後まで飽きさせないように仕組まれた絶妙なバランス。

キャラが喋ることで、よりシナリオの演出に感情がこもるようになり
独特の世界にどっぷり浸かってもらいたい、というスタッフの想いがひしひしと伝わりました。

ただ広いだけじゃない。数々のイベントと謎解き。個性豊かなキャラクター。
近年、忘れかけていた国産RPGの魅力を思い出させてくれた一作です。

最近あまりパッとしていなかった任天堂が万を持して世に送り出した、
まさに10年に1度の傑作でしょう。

これ遊ばずして、ゲーム語るべからず...。


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』

評価:★★★★★