mojimaru1494357939

今回レビューするタイトルは
2017年9月28日にNintendoSwitchと、
Newニンテンドー3DSで発売された
『ファイアーエムブレム無双』です。

メーカーはコーエーテクモゲームス。
開発はオメガフォースとチームニンジャ。


どんなゲーム?
任天堂のシミュレーションRPGシリーズ
「ファイアーエムブレム」(以下、FE)と、
コエテクの『無双』がコラボレーションして生まれたゲーム。

無双の爽快なアクションに、FEのシビアなシステム
(3すくみ・死んだら終わり)などが入り
ただ世界観を無双に乗せただけではない作風が特徴的。


どれくらい遊べる?
ストーリーモードをクリアするだけなら
15時間〜20時間程度。

しかし、クリア後の遊びが充実していて
ヒストリーモードや難易度の追加などがあり、
やり込もうとするとかなり遊べる。


どんな人におすすめ?
■ファイアーエムブレムシリーズが好きな人
■無双シリーズが好きな人
■じっくり戦略を考えるのが好きな人


イイところ!!
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全25人の豊富なキャラクター陣
賑やかです

本作では歴代FEキャラが登場。その数25人。

キャラ数の多い事でも有名なFEシリーズで、
使用できるキャラ数が多い事は単純にイイ。

参戦する作品は、
「暗黒竜と光の剣」「覚醒」「if」の3作をベースに選出。

また隠しキャラとして、
「烈火の剣」のリンや「エコーズ」のセリカなどが参戦。






原作のFEを知らない人でも、
「どこかで見たことあるかも?」
と、思うようなキャラがいるのでは?

あと、マルスがカッコよくて素敵

管理人はそこまでFEシリーズを遊んではおらず、
詳しい事はわかりませんが
シリーズをよく知ってる知人からすれば、
本作のキャラの再現度は中々高いとの評価。

キャラ崩壊みたいな、
ファンを裏切るような描写については心配ないかと。

また、フルボイスで楽しめる会話シーンも各キャラごとに用意。
一緒に出陣してくと貯まる絆レベルが、
MAXまで貯まるとキャラ同士の会話が展開。

ファンにとっては、ここは見所です。


作品の枠を超えた夢の会話は見どころ

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FEのシステムが見事に融合し、
戦略性の高い無双に

将棋のように相手の動きをよく観察し、
よく考えながら進めていく。
そんなFEの醍醐味というべき高い戦略性が、
この無双でも見事に活きていた。

無双といえば・・・
とにかく敵をバッタバッタ倒していけば
比較的クリアできる印象だが、
このFE無双については、常にマップを見ながら、
考えて動かないとクリアはできません。

各キャラでは使える武器が決まっており、
武器にはそれぞれ有利不利が存在しています。
コレがいわゆる3すくみ、と呼ばれるもの。

"剣は斧に、斧は槍に、槍は剣に強い"

この3すくみを常に気にしながら、
味方軍を指示していかないといけない。

これが無双と相性が良くて、
単純にボタン連打では勝てない造りになっているのが面白い。


マップ画面に見ながら常に戦況を把握し、
味方に適切な指示する必要がある

遠距離攻撃してくる厄介な敵を優先すべきか
今は守りを固めて、本拠地を守るべきか

3すくみの影響はかなり大きく
特にペガサスナイトは弓兵に非常に弱い。
どんなにレベルを上げていても、
2~3発で軽く死ねるので要注意。

逆に言えば、自軍に弓兵がいて、
敵にペガサスやドラゴンナイトいれば、
一瞬で片付けられるので優先して倒す、という事。

ちなみに、今回の味方のCPUは結構優秀。
キチンと指示さえ間違えなければ、
敵武将をちゃんと倒してくれます。
3すくみの仕組みさえ、間違えなければ。
(あとレベル差にも注意です)


もちろん無双の爽快なアクションも健在。
普通に一回で3000KOカウントいけるレベルで、
敵が沸いてきます。


画面いっぱいに、敵・敵・敵

本作にはいつもの無双奥義のほかに、
後衛につけたキャラと発動させるデュアル奥義や、
敵がスタン中に発動する専用の奥義なんかもあります。
全部かなり強い&爽快なのでガンガン使うべし。

特にデュアル奥義が強い。
ここでちょっと、デュアル奥義の出し方を紹介。

①まず自分の操作するキャラに後衛を付けます。
(作中ではこれをダブルと呼ぶ)

②そして前衛後衛のキャラが2人とも、
無双ゲージを満タンまで貯める。

③お互いに満タンまで貯まったら準備OK!
あとは、いつものように無双奥義を出すだけ。
前衛と後衛が順番に周りの敵をズバズバしてくれます。

恐らく作中一番の破壊力。
防御固めの敵将に狙うべし。

画像を例にしますと・・・
カムイが前衛、リンが後衛の場合だと、こんな感じ↓


準備整ったら発動!


後衛についていたリンが、
前の敵をズバズバします


そのあと、後ろからカムイが
でっかく一発を決めてフィニッシュ!

ここで途中にカットインが入ります


エリーゼ「おねえちゃん かっこいぃ~!」

尚、上で述べた3すくみは
アクション面にもしっかり反映しますので、
いくら「剣がかっこいぃ~!」でも、
槍相手に出すのはやめておきましょう。


ビミョーなところ
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参戦ユニットに偏りが見受けられる

これは発売前からも
不安視されていた事ではあるのですが、
やはりというか本作に参戦する
ユニットの種類には偏りが見受けられました。

シリーズ主人公は基本、剣使いなので
どうしても剣ユニットが多くなります。
しかし、それに大して
他の武器使い(斧・槍・弓・魔導書)が少ない。

剣使いが7人は超える数なのに、他の武器は3人程度。

しかも槍使いが全員ペガサスナイト。
槍を使うユニットを戦場に出したいのに、
敵陣に弓兵が多数いる時は本当に困った。
地上で戦う槍使いが1人もいないのは、どうなのかな。

この為、強敵として弓使いが登場すると
対策が一気に狭まり、よって弓使いが本作の脅威と化する。

敵に剣使いが多いので、
剣に有利な槍は出番が比較的多く、余計に目立った。


ただまぁ難しい話、
原作のキャラ数の多さと
人気投票で上位にいるキャラを出したい欲と、
ゲーム内のバランスを取るのって
本当に難しいですからね

正直キャラ数の多い作品で、
バランス取るのはかなり難しいとは思います

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ストーリーはあって、ないようなモノ
ヒストリーモードもいまいち

本作のストーリーはついでに楽しんでね!なレベル。
邪竜と呼ばれる悪の根源から、
王国を救い出すという非常に王道かつ淡泊な内容。

本作オリジナルのキャラ3人をメインに
歴代キャラが付いていく、みたいな感じ。
シリーズのキャラが活躍する場面は、
そんなに多くはありませんでした。

なんでしょうねぇ。 
同チームが手がけた「ゼルダ無双」の時は、
そこまでストーリーに思う事はなかったんだけどな。

やっぱ原作が、物語も魅力的な
シミュレーションRPGだからなのかな。

ちょっと気になりました。



上の金髪コンビが本作の主人公

その下の男が2人の良き知り合い、
というか良きライバルみたいな感じ

なので、ストーリーの出来は期待しない方がイイかも。
一応でも、随所に原作の人気キャラが活躍してますので、
そこは見所かな。

また本作には、ストーリーモードのほかに
「ヒストリーモード」があります。

原作っぽいマップで、敵を倒していき最後の将軍を倒していく。
「ゼルダ無双」でいうアドベンチャーモード。

マップ上に点在する敵には各自バトルルールが存在。
制限時間内に敵を○○体倒すスコアアタック的なものや
敵将軍を倒すオーソドックスな戦闘、
闘技場のガチバトルなど様々。

・・・と、
文字だけ見るとそこまで悪くなさそうですが
敵同士、ルールの差はさほど無く、
やってる事がワンパターン気味。
同じ事の繰り返しに感じる。

これは「ゼルダ無双」のときも、
同じことを思った思い出があります。


倒す順番も決まってないので、
マップ上の戦略は皆無
ゼルダの時は謎解き的な要素があったが、
本作にはそれも無く、作業感強し

マップ上のBGMや敵の配置など、
原作の再現度は相変わらず高いのはナイス


総合評価
評価:★★★★☆

シビアなシステムの『FE』と、
爽快な『無双』の理想的融合体。

若干登場ユニットに偏りが見受けられるが、
登場するキャラは再現度も高く満足。

またシステム面においても上手く融合して
戦略性の高さは、
管理人が知る中で一番高い無双。

自分にとって不利な武器が相手だと、ホントに硬く、手ごわい。
しかし、それらに苦戦してモタモタしてると、
敵の侵略にあっさりとやられてしまう。

状況に応じて、ユニットの配置を考えないといけない。

人によってこれは多分、
"めんどくさい"と感じるかもしれません。

しかし、この、
よく考え正解を進むのがFEの魅力なので
本作の方向性は決して間違っていないかと。

今後はどうやらDLCで追加キャラを出したりするみたい。
売り上げは微妙ですが面白い隠れた良作なのでオススメ!!

コーエーテクモゲームス
2017-09-28