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ボリューミーすぎて死にそう。


NintendoSwitch『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX』のレビューです。
ネタバレはさけてます。

ちなみに本記事時点でレジェンドモードクリア済み。
アドベンチャーモードは最初のマップをクリアするところまで遊んでます。




どんなゲーム?


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タイトル通り「ゼルダの伝説」と「無双」がコラボしたアクションゲーム。

元々WiiUで発売されていたゲームが、後にNew3DSで追加要素を足して発売。
そして今回Switchで追加要素や配信されたダウンロードコンテンツを全て収録。

所謂、全部入りの完全版。



どれくらい遊べる?

物語に沿って遊ぶレジェンドモードのクリア時点で10時間ほど。
やり込み要素であるアドベンチャーモードを全て遊ぶとなると100時間以上は遊べるかと。



どんな人にオススメ?

■ゼルダの伝説シリーズ・無双シリーズが好きな人
■長くやり込み要素のあるゲームが好きな人



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このゲームのイイ所!


作り手の愛を感じる 随所に組み込まれたゼルダネタ


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本作の開発担当であるコーエーテクモチームの熱いゼルダ愛が濃縮されています。

登場キャラ・BGMの他にも、体力がハートで表示したり、
宝箱に隠されたアイテムを取り出す時には、お馴染みのムービーが挿入したり。

また、ボスモンスターが戦闘中に乱入することがあるのですが
彼らとの戦闘では、ゼルダらしく特定のアイテムを使わないと倒せなかったりしてます。
さらに弱点を突くたびに、「ドン!」というあの効果音が鳴ります。

細かい所までゼルダらしさにこだわりを感じます。


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ゼルダシリーズ歴代のボスたちが出現
奴らには各ボス毎に決まったアイテムが必要
(例:爆弾を口に入れて怯ます とか)


登場キャラクターは、「時のオカリナ」・「トワイライトプリンセス」、
「スカイウォードソード」・「風のタクト」から中心に選出。

以下、本作で使用できるキャラクターです。

・リンク
・ゼルダ
・ガノンドロフ
・ラナ(本作オリジナル)
・シア(本作オリジナル)
・インパ(時のオカリナ)
・シーク(時のオカリナ)
・ダルニア(時のオカリナ)
・ルト(時のオカリナ)
・ミドナ(トワイライトプリンセス)
・アゲハ(トワイライトプリンセス)
・ザント(トワイライトプリンセス)
・真のミドナ(トワイライトプリンセス)
・ファイ(スカイウォードソード)
・ギラヒム(スカイウォードソード)
・ヴァルガ(本作オリジナル)
・ウィズロ(本作オリジナル)
・リンクル(本作オリジナル)
・子供リンク(時のオカリナ・ムジュラの仮面)
・スタルキッド(ムジュラの仮面)
・チンクル(ムジュラの仮面)
・トゥーンリンク(風のタクト)
・テトラ(風のタクト)
・ハイラル王(風のタクト)
・メドリ(風のタクト)
・マリン(夢を見る島)
・トゥーンゼルダ(大地の汽笛)
・ラヴィオ(神々のトライフォース2)
・ユガ(神々のトライフォース2)

全29人。


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「夢をみる島」からのマリンが一番意外だった
あの「かぜのさかな」を呼び出して戦いますよ



ガッツリやり込みたい方向け!アドベンチャーモード

ミッションをクリアしていきシナリオを進めていくレジェンドモードとは別に、
ゼルダ歴代シリーズをモチーフに作られたドットマップを攻略していくアドベンチャーモードがあります。

横16×縦8 全128マスの広大なマップで構成されており、1マス毎に1ステージが割り当てられています。しかも、そんなマップが9種もあり全マップ攻略には途方もない程やり込める。(マス単位で計算すると1152マス。恐ろしい程の数。)

マスごとにクリア報酬が隠されている事があり、探索で怪しい所に特定のアイテムカードを使うごとで報酬を解禁できる。解禁に使用するアイテムカードの種類はゼルダシリーズにちなんだアイテムなので、ここでもゼルダネタを隠してたりしてるんですねー。

各ステージにはクリア成績のランク付けがあります。
被ダメージ率・クリアタイム・撃破数で計算され、最高Sランクまで。

WiiU版ではこのSランクの条件が厳しく、ただでさえマス数が膨大なのにSランクが取れず報酬が一回で取れなかったりする事が多かったのですが、今回Switch版では条件が非常にゆるく設定されているのでリトライすることがかなり減りました。

WiiUでは難しくて諦めていた人も、Switchではリベンジしてみてもいいかも?


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特定のマスには隠しキャラやコスチュームがあることも
全マス攻略には途方もない時間がかかりそうだ


また、これはレジェンドモードでも同じなのですが、
2人協力プレイが遊べますので全マス攻略のついでに、友人とか家族とかいる方は是非。




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このゲームの微妙な所

巨大ボス戦のテンポが悪い。

雑魚戦では非常に爽快感があってテンポも良く気持ちよく遊べるのですが、
巨大ボス相手になると敵が特定の動作中に、特定のアイテムを使わないとまともにダメージを与える事ができないんです。これが、自分からバッサバッサなぎ倒したくなる無双とは相性が悪い。

ボスが特定の動きを起こすまで待たねばならず、場合によっては1分以上待たされることも。
テンポよく遊んでいたところを邪魔されたような気分に。

アイテムを使わないで通常攻撃をしてもまともにダメージを与えられません。ほぼノーダメージ。
よって、アイテム戦法が必須になっているバランスなのもヨロシクない。

せめて通常攻撃でも戦えるようにしてくれてないと、無双の爽快感が完全に殺されてしまってます。


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キングドドンゴの場合、口の中に爆弾を入れるのですが
まれに全く口を開けない時があるので
制限時間があるステージだと非常にストレス。



ゼルダらしさは見た目だけ?

登場キャラやBGM等、見た目部分はゼルダらしい要素が目立ってますが、
実際ゲーム構成でいうと、やはり無双らしい単調で作業的な印象を受けます。

戦闘マップには爆弾でないと壊せない岩やフックショットで渡れる崖があるなど、それっぽいギミックはあるものの基本どれも簡素で、謎解き要素は皆無。
(まぁ謎解き要素と無双は流石に相性が悪いので、凝ったものは入れなくてもよかったかもですが)


そして上述したアドベンチャーモードが特に作業的。

基本戦闘マップはメインのレジェンドモードの使いまわしで、そんなステージが無数にある為、目新しい事もなく面白味は正直薄め。
一応マス毎にバトルルールが変動したりしますが、それでも薄味気味。

しかも、コレクション要素であるスタルチュラが1回のマスクリアだけではコンプリートできないのも痛い。ただでさえマス数が多く単調なのに何度もやらせる仕様はちょっと。




総合評価:★★★☆☆

基本New3DS版のバージョンアップ版であり、既プレイの人にとっては目新しい要素は少なめ。
WiiU版以来の人には新キャラが多いので、そこそこ楽しめるかもしれませんけど。

本作はあくまで"無双"という料理に"ゼルダ"というトッピングをのせただけ。無双8~9割。
なので、あの探索・冒険・謎解きを期待してると違和感を感じる。

ただ、ゼルダ姫やガノンドロフなど普段は絶対に使えないキャラを自由に動かせる嬉しさはやはり大きい。そこは本作の開発スタッフも分かっているようで、1キャラ毎に専用モーションがあって、宝箱を開けるムービーも各キャラ毎にあるなど、かなり凝ってます。


タイトルの「ハイラルオールスターズ」の名に相応しいお祭りゲー。
2人協力プレイがSwitchならいつでもすぐ出来るので、お祭り感を味わいたいならオススメ。

ゼルダファンは、本編のゼルダの合間に本作を遊んでみてはいかがでしょう。